お家の中に“居場所”をつくるもの
- Category:現場・品質管理ブログ
- Writer:小池 かおり
こんにちは!
品質管理の小池です。
まだまだ暑い日が続くと思っていたら
最近秋めく瞬間が増えてきました。
こうして気がつくと肌寒くなり
そして空からは白いものが降ってきて…⛄
どうしても、雪のことを考えてしまうのは
新潟に生まれた者の性ですね。
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さて、今回は長岡市のお隣
小千谷市にこの秋新しくオープンする
ひと・まち・文化共創拠点「ホントカ。」を
ご紹介したいと思っておりましたが…
台風の影響で
プレオープンは中止となってしまい
私もまだ見られておりません…
どうしましょう..
…と思っていたのですが
今回はそんな「ホントカ。」と設計した建築家が同じである
「太田市美術館・図書館」をご紹介いたします。
建築家の平田晃久さんが設計し
2017年に群馬県太田市の
太田駅北口にオープンしました。
▲今年の春に、訪れました
こちらは美術館と図書館を兼ねた施設です。
中にはカフェもあります。
(カレー美味しかったです!)
この建物、
特徴的なのはスロープ状の通路です。
通路は傾斜しているだけではなく
迷路のように絡まり合っています。
例えば
美術館の順路にしたがって歩みを進めると
図書館のゾーンとも絡み合い
一生懸命勉強している人の姿が見えたり
貸出カウンターの上を通り抜けたり
本棚の先のガラス張りの壁から
街が見通せたり。
🎈気になる方は
施設HPで詳細をご覧になれます。
許可申請をすると、図書館エリアも撮影できます。
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また、もう一つの特徴とも言えるでしょう
屋上空間がとても魅力的でした。
山の上のように起伏に富み
階段やスロープ、通路の幅も
広かったり細かったり。
ぐるっと回ることができ、行き止まりがありません。
個人的に一番いいなと感じたのは
まちを見渡せたことです。
小千谷市の「ホントカ。」にも
屋上広場があり、河岸段丘沿いのまちが
どのように広がるのか楽しみにしています。
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図書館の魅力は色々とありますが
落ち着いてゆったりと読書できる
“居場所”がある
という点もそのひとつだと思います。
本を借りに行く場所でもありますが
図書館で本を読んで過ごす
という方も多いと思います。
どんな場所に
どんな椅子が、ソファが、ベンチが
置かれているのか?
そこにはどんな風に光が入り
座るとどんな景色が見えるのか?
「図書館建築」を見に行く時には、
そんな感じでいつもワクワクします🥰✨
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お家の中にも同様に、そのような
“居場所”をつくることができます。
方法は色々とありますが
家具を置くことは、そのひとつです。
お気に入りのソファや椅子、ラグを置けば
そこで過ごす時間が生まれます。
晴れた日には日の当たる場所へ
風の通る日には風の通り道に。
家具のよい点は、移動できる事です💡
お子様の成長や
その時々の家族のかたちにあわせて
変化させることもできます。
余談ですが、
私の「居場所」の原風景は
生まれ育った家の玄関と廊下でした。
日の当たるそれらの場所が好きで、
小さな机や座布団を置いて
巣をつくるように
好き勝手に居場所をつくり、
絵を書いたり遊んだり、テスト勉強をしていました。
(家族には「なぜ廊下に?」不思議がられました😅)
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前回のブログでちらりとご紹介がありました
「丘陵公園スタジオ」には
そんな“居場所”をつくることができる家具が
ちりばめられています。
↓こちらもちらりとご紹介..🫣
丘陵公園スタジオにお越しの際には
家具にもご注目いただき
座ったり、お試しください。
また
“居場所”づくりの方法についても
ぜひ、ご相談ください。
品質管理 小池かおり