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110年の歳月と、時を重ねる家づくり

こんにちは!KEEP:Sの荒木です!
先月、少し足を延ばして静岡にある
素晴らしい宿を訪れてきました。

 

ただ歴史が古いというだけでなく、
そこに「新しいデザイン」が心地よく調和した、
本当に贅沢な時間が流れる場所です。

 

今回は、そこで私が感じたこと、
そして私たちがずっと大切にしてきた

家づくりについて、少しお話ししてみたいと思います。

 

一歩足を踏み入れると、
豊かな緑の木々と、静かに続く石畳。

ただそこにいるだけで、すっと心が
ほどけていくような不思議な感覚に包まれます。

 

~110年以上の時を越えて~

 

実はこの宿、建てられたのは今から
110年以上も前。国の文化財にも登録されている
非常に歴史のある建物なんです。

 

もともとは、ある個人の別邸として建てられ
時代の波を何度も乗り越えながら、
大切に、大切に受け継がれてきました。

 

一時は老朽化して使われなくなった時期も
あったそうですが、今もこうして美しい姿を
見せてくれています。

 

~「残せるものは、すべて残す」~

 

私がこの場所で特に素晴らしいなと
感じたのが、その「残し方」です。

 

数年前に大きな再生プロジェクトが行われた際、
当時の設計方針は、「残せるものはすべて残す」
というものでした。

 

古い建物をすべて壊して新しくするのではなく、
傷んだ部分を職人さんたちの手で丁寧につくろい、
同じ敷地の中に、モダンな表情の新しい建物を
「新しく加えて」再生させたそうです。

 

~古いものと新しいものの共鳴~

 

敷地内を歩くと、100年以上の時を重ねた
格式ある和の空間と、
現代的で力強い土壁のモダンな建築が、
驚くほど自然に、同じ場所に存在しています。

 

古いものが新しいものを拒まず、
新しいものが古いものへ敬意を払っている。
その二つが静かに「共鳴」しているからこそ、
なんとも言えない圧倒的な心地よさが
生まれているのだと気づきました。

 

 

~その先の何十年を考える~

 

この心地よさに浸りながら、
私たちがずっと大切にしてきた

家づくりについて考えていました。

 

私たちが普段携わっている住宅も、
「建てた瞬間」がゴールではありません。
お引渡しをしたその先、何十年という歳月が流れ、
ご家族の暮らしの歴史が刻まれていく。

 

そう考えたとき、私たちの仕事は、
単に今美しいデザインをつくることだけでなく、
「その先の何十年という時間を考える仕事」なんだと
改めて身が引き締まる思いがしました。

 

時が経つほどに愛着が湧き、
住む人と一緒に美しく歳を重ねていける家。

 

いつか次の世代へバトンを繋ぐとき、
「この家を大切に残したい」と思ってもらえるような、
そんな温かい時間が宿る家づくりを
これからもKEEP:Sで、お施主様と一緒に
つくっていきたいと思います!

この記事を書いた人

荒木 翔伍
設計営業

荒木 翔伍

Araki Shogo

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