LA旅行記② 人の心を動かすのは、言葉ではなく行動だった。
皆さんこんにちは!
キープスの郷です。
前回は、6月に行ったLA旅行の思い出について
書きました。
今回は、その旅で僕が一番学んだことについて
書こうと思います。
それはアメリカの文化でも、テスラでも、
ラスベガスでもありません。
LAに住む、
高校時代からの友人の生き方から学んだことです。
「友達になろうよ」から始まった関係
彼とは高校3年間、同じクラスでした。
仲良くなったきっかけは、入学したばかりの
放課後の掃除当番。
男子トイレの掃除をしていた時だったと思います。
彼の方から突然、
「友達になろうよ」
と声をかけてくれました。
今考えても、なかなか言えないですよね(笑)
でも彼は昔からそういう人でした。
とにかくコミュニケーション能力が高い。
誰とでもすぐに仲良くなる。
高校時代にはバンドを組んで
ハードコアの音楽をやっていたり、
一緒に体育祭応援団をやったり。
とにかく人が好きで、行動力のある人でした。
そして、その部分は今もまったく
変わっていませんでした。
一冊の本とLA
うろ覚えになりますが20歳ごろだったと思います。
僕が彼に一冊の本を貸したことがあります。
高橋歩さんの『毎日が冒険』という本です。
その本にも影響を受け、
「ちょっとLAに行ってくる」
そんな感覚でバックパッカーとして
アメリカへ渡った彼。
それからなんと、15年。
そのままLAで暮らしています。
そして今では、自分で事業を立ち上げています。
Japanese Foodのお店
「TOKYO YAKISOBA」を経営し、
パーティーなどで
日本食を提供する仕事をしています。
話を聞けば、Jay-Zやビヨンセなど
世界的なアーティストが関わる場にも呼ばれ、
料理を提供したことがあるとのこと。
さらにデザイナーとしての仕事もしています。
高校時代に男子トイレの掃除を
一緒にしていた友人が、
LAで自分の道を切り拓いている。
改めて考えると、本当にすごいことだと思います。
15年経っても変わらないもの
でも今回僕が一番すごいと思ったのは、
仕事の成功ではありませんでした。
人との接し方です。
街を歩いていても、すれ違う人に普通に挨拶する。
お店へ行けば、いつの間にか誰かと話している。
初めて会った人とも
自然にコミュニケーションを取る。
高校時代から持っていた「人とつながる力」が、
LAで15年間生きていく中でさらに
磨かれているように感じました。
そして、その力を僕自身が一番感じたのが、
今回の旅行でした。
5日間、朝から晩まで
彼は僕がLAへ行くために、
仕事を休んでくれました。
しかも一日だけではありません。
5日間、朝から晩までです。
サンタモニカ、ハリウッド、ビバリーヒルズ。
ラスベガスへのロードトリップ。
ドジャースタジアム。
美味しいお店や現地のカフェ。
本当にいろいろなところへ連れて行ってくれました。
「せっかく日本から来たんだから
楽しんでもらいたい」
そんな気持ちだったのだと思います。
でも、彼はそれを言葉で語るわけではありません。
全部、行動で示してくれました。
ここで僕は大きなことを学びました。
「してあげなきゃ」と
「してあげたい」は違う
ここまでしてもらうと、人の心は動きます。
僕も途中から、
「何か恩返ししなきゃ」
と思っていました。
でも、少し違いました。
「何かしてあげなきゃ」ではなく、
「何かしてあげたい」。
そう思っている自分に気づきました。
この違いは、とても大きいと思います。
人は言われたから動くこともできます。
義務だから返すこともできます。
でも、本当に心を動かされた時には、
「自分もこの人のために何かしたい」
と自然に思う。
これって、仕事でも人間関係でも
同じなんじゃないかと思いました。
中途半端では、人の心は動かない
今回の彼を見て感じたこと。
それは、
「とことん尽くす」
ということです。
ちょっと親切にする。
少しだけ気を遣う。
それももちろん大切です。
でも、人が本当に感動するのは、
その想像を超えた時なんだと思います。
「そこまでしてくれるの?」
と思った瞬間に、ただの満足が感動に変わる。
彼は15年間LAで事業をし、さまざまな人と出会い、
たくさんの経験をしてきたと思います。
その経験や成長が、今回の「おもてなし」という
行動に全部表れているように感じました。
僕自身も、もっと人に対して中途半端ではなく、
とことん関わる人でありたい。
そう思わせてもらいました。
もう一つ、LAで気づいたこと
今回の旅でもう一つ大きかったのが、
「思い込みは怖い」
ということです。
行く前は、
「アメリカって治安大丈夫かな」
「人種差別とかあるのかな」
そんなイメージも少なからず持っていました。
でも、実際に行ってみると違いました。
僕が出会った人たちは、本当に優しかった。
街ですれ違えば挨拶する。
困っていれば助けてくれる。
今回の旅行では、一度も怖い思いをしませんでした。
もちろん、たった1週間の経験だけで
アメリカ全体を語ることはできません。
それでも、
自分が経験していないことを、
イメージだけで決めつけてはいけない。
これは強く感じました。
人も、場所も、仕事も同じです。
誰かから聞いた話だけではなく、
自分で行って、
自分で会って、
自分で経験して、
自分で感じる。
その大切さを改めて教えてもらいました。
毎日が冒険
何気なく友人に貸した一冊の本。
『毎日が冒険』
その本を読んだ彼が海を渡り、LAへ行った。
そして15年後。
今度は私がLAへ行き、
彼の生き方からたくさんのことを
教えてもらいました。
人生って面白いですね。
今回の旅で学んだのは、
人の心を動かすのは、
言葉ではなく行動だということ。
そして、
自分の思い込みだけで世界を決めず、
まず自分で経験してみること。
これから私も、周りの人から
「そこまでしてくれるの?」
と思ってもらえるくらい、
とことん人に尽くせる人でありたい。
そして、まだ見たことのないものには、
自分から一歩踏み出してみたい。
若いころ友人へ渡した、
「毎日が冒険」
という言葉。
今度は僕自身が、
その言葉を大切にして
生きていきたいと思います。