木造住宅における24時間換気システムと気密性能の関係性!!
こんにちは!
窓ガラスの掃除の時は、
「水霧吹きと雑巾×2枚でピカピカに仕上げるから、
窓拭き用洗剤はいらない!」と、
妙な拘りで毎回言い切る設計営業の栗林です。
#洗剤使えば汚れ落としは簡単です(笑)
#でも本当に洗剤なしで綺麗にします(^-^;
#洗剤なしで綺麗にする方法を
お知りになりたい方はお気軽にメールください!
さて今日は
「木造住宅における換気設備と気密性能の関係性」
というテーマでお話ししたいと思います。
先ずは換気設備について…
現在の木造住宅では、
「新鮮な空気の供給」を実現するために、
24時間換気設備の設置が義務付けられています。
まるで家が呼吸をするように、
外の新鮮な空気を取り込み、
古い空気を外に排出することで、
家の中の空気を常に清潔に保つシステムです。
この義務化は、家の中の空気質を改善し、
住まいにいるすべての人々の健康を守るための、
大切な一歩でした。
そしてこの24時間換気設備は、
家中の空気が2時間に1回、
新鮮な空気に入れ替わるように設計されます。
私たちの家に「健康に保つための栄養」を
提供し続けるための重要な役割を果たします。
少し考えてみてください。
人間が24時間、
新鮮な空気を吸うことができなければ、
健康を害するリスクが高まります。
家も同じで、24時間換気設備がなければ、
湿気やカビ、有害物質が蓄積しやすくなり、
それが家の中の空気を汚し、
最終的には私たちの健康に悪影響を与えかねません
(所謂これがシックハウス症候群の事です)。
なので、2003年7月~全ての建築物に
24時間換気システムの設置が義務化されました。
そして最近の木造住宅で
もっと多く採用されている24時間換気設備は
「第一種換気設備(熱交換型換気設備)」と
「第三種換気設備(排気専用換気設備)」
になります。
双方ともにメリット・デメリットがあり、
当社は設計営業がお打ち合わせの際に
ヒヤリングさせて頂いた内容を踏まえて、
どちらの換気設備を採用するか決めております。
#今日は各換気設備の内容については
割愛させて頂きます。
先ずは住宅において住まわれる方の健康を守る為に
「換気設備」がとても重要である!!
その事を覚えておいて下さい。
では次に、
前述でご説明した「換気設備」ですが、
もし設計された通り
(2時間に1回家中の空気が入れ替わる事)に
設備機器が稼働させずに
空気が入れ替わっていなかったら
どうでしょう?
我が家は換気設備設置してあるから大丈夫!
と思っていませんか??
実際に換気設備が設置してあるのに、
2時間に1回空気が入れ替わっていない住宅は…
結構あります!!(*_*)
何故そんなことになってしまうのか…
そこで出てくるのが「気密性能」になります。
結論から言いますと…
気密性能が低いお家は家中の空気が2時間に1回
入れ替わっていない事が相応であります(*_*)
ちなみに気密の性能値については
C値(家に対する総隙間面積)
㎠/㎡で表されます。
このC値は数字が小さくなるほど、
気密性能が高いお家
隙間が少ないお家
という事になります。
最近ではよく見かけるようになったと思いますが、
こんな感じで現場で測定しています。
↓↓↓
では、その気密性能(C値)ですが、
どのくらい性能があると換気設備は機能するのか??
C値は0㎠/㎡近くなるほど
計画通りに換気できますが、
基本的には第一種換気・第三種換気共に
0.5㎠/㎡~1.0㎠/㎡くらいの
気密性能があれば十分に24時間換気を
稼働させられます。
ちなみに当社の気密性能値はこちら
↓↓↓
つまり、換気設備が数多く設置されていたり、
性能が良い換気設備が設置されていても
気密性能が1.0㎠/㎡以上ですと、
稼働していない事があり、
空気が入れ替わっていない場合がありますよ!
という事になります。
(未だ新築住宅でも、気密施工を怠っている場合
1.0㎠/㎡以上や2.0㎠/㎡付近の住宅はあります)
それだけ換気設備と気密性能が密接な関係性にあり、
どちらかが欠けると健康を害するリスクが高まる!
という事になります。
今日はここだけでも覚えておいて頂けると幸いです。
健康ワードが出たので少々自分事を…(^-^;
先日恥ずかしながら、
初めて新潟ALBIREX BBの
ホーム戦を観戦してきました。
↓↓↓
残念ながら試合は負けてしましましたが、
生で見るホーム戦はとても迫力があり、
サポーターの皆さんとの一体感も
体感出来てとても楽しかったです。
試合後も何年かぶりに
妻と二人で駅周辺を散歩しました。
そんなこんなで
歩き尽くした一日の歩数を夜確認してみたら、
何と20,000歩以上歩いていました!!
↓↓↓
ちょっと歩きすぎたかもですが(^-^;
自分は日頃から散歩をするので、
嫌な疲れはなく爽快感のみでした!!
人間歩くことも
「健康」と密接な関係にあるように思います(^_^)