賢いエアコン選び:COPとAEPで性能とコストを徹底比較!
こんにちは!
毎年ニュースで梅雨明け発表の際、
「関東甲信が梅雨明けしたと思われます」
について、
「越も入れても良くないですか?」
と毎年思ってしまう
設計営業の栗林です。
#共感して頂ける方は
是非とも電話ください(^-^;
いよいよ夏本番になりそうですね!
#と、毎年猛暑と聞こえてきているのは
自分だけでしょうか(^-^;
さて今日は、
夏本番を前に
「賢いエアコン選び」
というテーマでお話ししたいと思います。
先日お客様から、
「結局エアコンの性能が良いって何が良いの??」
とご質問を頂きました。
正解としては
「ラニングコストがかからずに、
冬暖かく・夏涼しくしてくれるエアコン」
だと思います(^-^)
ではどうやってエアコンの性能の良さを見極めるのか…?
今日はこちらをご紹介させて頂きます。
先ずはエアコンの性能を表す指標として
二つの言葉
「COP」と「AEP」をボンヤリ覚えて下さい。
#やっぱりしっかり覚えて頂けると嬉しいです
COPとは何か?
先ずは基本を押さえましょう!
COP(Coefficient of Performance)は、
日本語で「性能係数」とも呼ばれ、
エアコンが消費する電力に対して
どれだけの冷暖房能力を
発揮できるかを示す指標です。
例えば、COPが4であれば、
1kWの電力で4kWの冷暖房能力を
発揮できることを意味します。
COPが高いほどエネルギー効率が良いと言えます。
続いてAEPです。
AEPは年間エネルギー性能の重要性を表す指標です。
AEP(Annual Energy Performance)は、
エアコンの年間のエネルギー消費量と
その性能を示す指標です。
これは、1年間を通じてエアコンを使用した際の
実際のエネルギー消費を考慮して計算されます。
AEPが高いほど、年間の電気代が安く済むため、
経済的にも環境的にもメリットがあります。
今ここで覚えて頂きたいのは
「COP」も「AEP」も数値が高ければ性能が良い!
↑先ずはここだけ覚えておいて下さい!!
#実際はもうちょっと奥深いですが問題なしです(^-^;
ちなみによく見るカタログからの
COPとAEPの読み取りはこのようになります
↓↓↓
AEPは数字が掛かれておりますが、
COPについては下記の計算式より算出できます
↓↓↓
冷房COP = 冷房能力 (kW)/ 冷房消費電力 (kW)
暖房COP = 暖房能力 (kW)/ 暖房消費電力 (kW)
そしてこのCOPは日々の
ランニングコストの算出が出来るんです(^-^)
では今日は当社でも標準採用させて頂いている
三菱ズバ暖HXVと一般的なエアコンの比較を
下記の条件で行ってみます。
前提条件
①電力料金: 東北電力の標準的な電気料金単価は27円/kWh。
②エアコンのCOP
三菱ズバ暖(寒冷地仕様): 冷房時4.16、暖房時4.19
一般的なエアコン: 冷房時3.0、暖房時2.0
③冷暖房能力: 2.5kW(どちらのエアコンも同じ能力と仮定)
④運転時間:
冷房4ヶ月(24時間×30日×4ヶ月)、
暖房6ヶ月(24時間×30日×6ヶ月)
詳細な計算をご覧になりたい方はこちらをどうぞ↓↓↓
上記の消費電力量から電気代の計算を行うと
三菱ズバ暖
年間電気代 =
4309.92kWh × 27円/kWh = 116,367.84円
一般的なエアコン
年間電気代 =
7799.04kWh × 27円/kWh = 210,574.08円
年間節約金額
節約金額 =
210,574.08円 – 116,367.84円 = 94,206.24円
10か月間冷房と暖房をフルで使った場合になりますので、
皆様の使い方によっては勿論金額が前後致しますが、
1年間でかなりの差額になる事は
お解りいただけるかと思います。
結果、
イニシャルコスト+ランニングコストの
トータルコストで考えた時には、
高性能のエアコンの方が快適性もコスト面も
お得になる事になります(^-^)
こちらを踏まえてエアコンを選ぶ事こそが
「賢いエアコン選び」になります。
「性能が良いエアコン =
快適性アップ + コストダウン」
今日は
「COP」と「AEP」と「上記の方程式」
だけ覚えて頂き、
エアコン選定の際にはご参考にして頂けますと幸いです。
#覚えるの面倒な方は栗林にお尋ねください(笑)
それでは高性能エアコンで
快適な夏をお過ごしくださいませ(^-^)
ちなみに今日は暑い夏が大好きな
観葉植物を一つご紹介させて頂きます!
その名も「アガぺ」です!!
ご存じの方も多いとは思いますが…(^-^;
我が家に来て1年半になりますが、
すくすくと成長しております(^-^)
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